アイデア庵 庵主ブログ

 
201205
26

中国の商標登録問題

このところ中国の商標登録の件で話題になっていますが、全て中国が悪いのでしょうか?

そうは思いません。商品やネーミング、デザインなど日本もアメリカやヨーロッパなどの模擬はしてきましたし、今回のように「クレヨンしんちゃん」や「高島屋」のような商標がズバリ同じネーミングを他国である中国のかたが自国で商標登録をされるケースでは、模擬との違いはありますがグローバル展開をされる日本の大手企業さんが、個人よりも資金的にも視野的にも余裕があるのに、これまで対策を取ってこなかったことにも問題があるのではないでしょうか?

実際、左の記事の中で資生堂の方が「需要がない国だからといって、商標登録をしないのは甘い。先手を打たないとやられる」と述べておられます。
また、知的財産に詳しい専門家は、「日中のルールは同じだが、権利を行使する発想が中国はずば抜けて高い。日本が低いだけのこと」と、おっしゃっています。(いずれも産経新聞5月26日1面記事より)

何も商標をマネして良いとかと言っているのではありません。私なりの問題点と言うか疑問点を挙げてみました。

*1:日本の大企業が特許、意匠登録、商標登録が先願主義である事の認識はなかったのか?

*2:日本の大企業が日本国内の著作権の問題で、中小企業や個人に対してきちっとした配慮、権利を認めてきたのか?

*3:日本の個人や企業が海外で商標登録手続きをするにあたって、本当は数万円で出来るのに弁理士などに手続き依頼すると、なぜ100万円ほど費用が掛かるのか?

*1:日本国内でも著作権に対しては、先願主義である。中国でも同様であるのは確かである。
例えば「烏龍茶」の商標は誰にあるのか?
日本の国内で使用しているこの商標に対して、中国に対して何らかの配慮がされているのか?
烏龍茶は、中国のお茶である。その商標の権利を日本国内において、日本の企業が商標登録をして、権利を所有しているのに中国の方が「富士山」の商標を中国国内において、登録申請をして使用するのに一方的に批判できるのか?

*2:著作権という括りから考えると、特許や意匠、商標などは、とても大事で有効な権利である。
例えば、良いアイデアを考えた社員であったり、関連業者であったり、個人に対してその特許やネーミングなどのアイデアを企業が使用、著作権登録(特許、商標など)するにあたって、きちっと権利を認め、対価を払っているのか?
企業の下請けさんなどが、「あの企業のネーミングや特許にアイデア出したのだが、上手に著作権登録とか、されてしまったわ!著作権登録をやっておけば良かったわ!」とかは、よく聴く話である。
もちろん、言っている側にも本当にその人が考えたかは、あやしい事も数々あるが。
しかしながら、大企業のパワーハラスメントや知識の認識や優劣において、下請けや個人のわずかながらの正当な権利を認め、行使してきたのか?

例えば、売上げが100億、利益が10億あった商品のアイデアを考えた人に相応の報酬を与えたのか?「その、アイデア商品、私が考えたのですが!」と言ったところで、企業の方は「著作権(商標、特許など)は、あなたは出願して、登録したのか?」と、100%答えるだけだと思います。中国商標の問題も同じだと思います。私も商標登録していますので、中国に登録したい!(笑)

*3:では、日本の企業がや個人が諸外国において、今回の場合中国に商標登録をするのに、いったいいくらお金が掛かるのか?
これを全て自前でやろうと思うと、結構大変だとは思います。
では、弁理士さんに頼むとすぐに50万円、100万円の話になります。これが大きくネックになっている事は事実です。

なぜ日本の政府や特許庁などはこのような事に日本の企業や個人が有利になるように助成等に力を入れないのでしょうか?
世界の生産工場がアメリカから、日本に移り、中国やその他諸外国に移って行っている訳ですから、それを認識して、次の産業(例えばIT、バイオ、アニメ、医療)の飛躍を創造して、その根源になる著作権にもっと国際的な認識を元に応援して行って欲しい半面、個人(私もですが)にもチャンスを与え、突飛なアイデアを創出して欲しいですね!!
だって、アイデアの根源って、個人でしょう?
もっと、そういう人たちを大事にしたり、育てる環境を作っていけたらいいですね!

 
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