Stage②-2: ネットで探す、リアル店舗で探す、パテントで探す
さて、自分で考えたアイデア商品のイメージも出来た、絵も描いた、頭の中で創造して色々機能を試してみた。「なんか行けるかも♪」と思えた。
じゃあ、どうするか? 類似品が無いか、探してみよう^^
どうやって探す?、、、まずは、ネット販売されていないか?探してみよう!
☆私のアイデア商品「ルームロープ」(室内用縄跳び)を例に解説していきます。
※「ルームロープ」(室内用縄跳び):既に完売で「廃番」
*ルームロープとは?(1本で繋がった縄跳びをロープの真ん中でカットして、ロープをさらに短くして、重量が軽くなった分、ロープ末端にゴム製の重りを付けた室内運動具。
URL:https://idea-an.net/wpress/works-case02/
①ネット検索:この時に検索で大事なのは、キーワード検索ですね。あなたのアイデア商品を文字で表すキーワードが必要です。思いつく検索キーワードを2つ、もしくは3つくらい入力して、自分のアイデアと同じような物が無いか?チェックしてみましょう!
*例:「室内 縄跳び」「ロープが短い 縄跳び」「縄 短い 縄跳び」 のような感じです。
この時に手っ取り早いのは、「画像検索」した方が、類似品が認識しやすいですね。
私の「ルームロープ」は、もう10年以上前にデビューさせて廃番ですので、出てきませんが類似品は、上記の検索で出てきます。
①当方のアイデア商品「ルームロープ」
②類似品「エア縄跳び」
自分のアイデア商品「ルームロープ」をネットで販売してから、3年以上が経ち、似たような商品がいくつか出てきました。
「ルームロープ」を購入された方々の中には、会社名で購入された方も多かったので、多くの方がこの商品に興味を持たれ、研究されたことが分かりますね^^
重要なのは、上記の①、②の商品は確かに類似品ですが、私の見解では「模倣品」ではないと考えています。
「模倣品」は他人の作品の全部または一部を無断で使用する行為を指します。その一部とは何かは、後で説明しますが、典型的なのは「特許権」ですね。
※特許権は、知的財産権の一つで、日本国内では特許権、実用新案権、意匠権、商標権の4つがあります。
話を戻すと、①と②の商品は、異なると私は考えています。
私は「ルームロープ」に関して「意匠登録権」を取得しました。
詳細は控えますが、私の意匠権はこの商品の「形状」と「デザイン」に関するものです。
「ルームロープ」は縄跳びの重りの部分が「流線形」の細長いデザインです。
一方、「エア縄跳び」の重りの部分の形状は「球状」です。
特許の意匠権において、これらは異なるものと認識されるはずです。
そのため、「エア縄跳び」は確かに似ていますが、それを販売しても問題ありません!
ただし、個人や小規模の企業の方々には、似た商品が出てきた場合、自分のアイデア商品を企画し、試作し、商品化することは難しいかもしれません。残念ながら、資本力が重要で、製品化には必ず資金が必要です。似た商品が出てきても、たとえ「意匠権」などで違いを見つけたとしても、機能的には同じような作用をする商品なら、既存の似た商品の販売価格に合わせざるを得ません。特に個人や小規模企業にとっては、これは相当厳しいです。
資金があり、特許を取得し、競合商品に対抗できるなら、別ですが、、
アイデア庵の読者の皆さんには、自分だけの「完全オリジナルアイデア商品」を提案したいと思っています。他に類を見ないアイデアです。
デザインを少し変えて商品化することは、主に大手企業の領域です!
まあ、ほとんどの場合、少しデザインを変えて商品化されていますが、小さなシェアでもいいから、本当に唯一無二のアイデアを実現していただきたいですね^^
パテントの話が入ると少し複雑になりますが、今日はこの辺で!
それでは、皆さん、アイデアで人生を楽しく過ごしましょう!