PRTIMES STORY配信「アイデア庵」
このたび、当方のアイデア商品「丼キャッチャー」のPR配信がご縁となり、PR TIMES STORYにてストーリー配信をさせていただきました。
当初は、最新のアイデア商品にフォーカスを当てた内容を予定しておりましたが、多くの方から「どのような経緯でアイデア庵を立ち上げたのですか?」というご質問をいただくことが多く、今回は私自身の幼少期から現在に至るまでの簡単な経歴を掲載することにいたしました。
私のストーリーがPR TIMESをご覧いただいている皆さまにとって興味深いものになるかどうかは分かりませんが、もし一人でも「なんだか変わった人だなぁ。ちょっと話を聞いてみたいな」と思っていただけたら嬉しいな、という気持ちで配信に踏み切りました。
これからアイデア商品を考案し、試作品づくりに挑戦していきたいという方にとって、少しでも参考になる内容であれば幸いです^^ どうぞ楽しんでお読みいただければと思います。
PRTIMES STORY配信「アイデア庵」
11月にローンチした、アイデア庵のオリジナル商品「丼キャッチャー」 です♪
今回、ちょっとキャラクター風なPR動画も作成しました!ぜひご覧ください♪
PR動画はこちらから ⇒「丼キャッチャーPR動画」
この「丼キャッチャー」は、ラーメン鉢や丼などの器を片手で簡単に、安全に、そして手に触れずに運ぶことができる配膳器具です。
今回は、アイデア商品を考案し、企画から試作、製作までの過程を、時系列で開発秘話としてお伝えしたいと思います^^
☆「丼キャッチャー」の開発秘話
アイデアを思いついたきっかけ: ラーメン屋さんで食事をした際、店員さんが丼鉢をお盆に乗せる際、指で不安定に持ち上げながら運んでいて、ラーメンのスープをこぼしそうになる場面を見ました。コロナ禍以降、なるべく非接触でラーメン鉢や丼を運ぶ方法はないかと考えました。
アイデアの発想の原点: ゲームセンターの「UFOキャッチャー」のように、下から商品をすくい上げるイメージで、丼を持ち上げる方法を思いつきました♪
第1試作品の素材&加工: 今回も全て一人で、構想から作図、素材選び、試作品製作まで行いました^^ 素材は、2.6mmの鉄線を使用し、ペンチなどで手作業で曲げ加工しました。接続部はハンダ付けで仕上げています。持ち手部分は円柱の木製パーツを使用し、手にしっかりと馴染むようにしました。以下のような感じです♪
*第2試作品の素材: 上記の第1試作品を基に、実際によく使われているラーメン鉢のサイズを測り、採寸して、今度はステンレス製の線材4mmを使用して、線材加工曲げは、協力会社さんに依頼しました。接続部は、TIG溶接で行い、これも協力会社さんにお願いしました^^手で握る持ち手の部分は、軽量を考慮して、アルミ製のパイプをカットしました。パイプのエンドキャップは、パイプサイズに合うように何度も選び直して、バチッとハマるような部材を探しました^^一見、簡単そうなこのエンドキャップが、案外時間が掛かりました。(^^;) やっぱり試作は楽しいけれど、思わぬところでハマって、メゲそうになりますが、「やる気、根気、元気!」で解決していきます!(笑)それで完成したのが、下記の作品です♪
出来上がってみると、「簡単ですね♪」と言われそうですが、実際には結構苦労しました^^ 最近は、アイデア商品の試作品代行の依頼も受けており、悩みながらも楽しみながら仕事をしています♪
さあ、皆さんもぜひご自分のアイデアを世の中に披露するために、試作品作りを楽しみながら挑戦してみましょう!(๑>◡<๑)
お風呂あがり全身爽快乗れる扇風機「のれせん」
久々に「やるね~!」感があるアイデア商品に出会った^^
乗るだけで、風が吹いて爽快感がある!「いつ乗るの?」「お風呂上りでしょ!」って、勝手に思っています。(^^;)
☆試作品 1号機☆:これが試作品の王道です!最初はとにかくごちゃごちゃ言わずに作る!
最初に思い浮かべた物と、試作するうちに商品化する時には形状やサイズ、仕組みが変わるのです^^
当方へ寄せられるアイデア相談で多いのが、「試作1回目で、すぐに商品化できる試作品を作りたい」という相談が多いですが、それは、ちょっと違うんです!
以下は、扇風機「のれせん」 の【開発ストーリー】です。ぜひ読んでみてくださいね^^
まさしく中小企業や個人発明家が目指すべきアイデア商品かなと思いました^^
この 扇風機「のれせん」 の好きな点 を勝手に挙げます^^
*単機能: いわゆる扇風機機能に特化している!
*形状 :元はと言えば、体重計をイメージするスタイル、、、それを扇風機に当てはめる頭の柔軟さ!
*リユース :お風呂上りの身体に付いた水滴の気化熱を利用するエコシステム!
*インスピレーション :有りそうで無さそうな、凡人では思い浮かばない、コロンブスの卵的な発想!
*ネーミング :「のれせん」 という「乗れる扇風機」を縮めただけのちょっと強引なネーミング!
久しぶりに他社のアイデアで、爽快な気分になった!
今日は旨いビールを飲もう!!🍺
2011年5月:宮城県沿岸にて
災害から復興へ: 砦ボックスのビジョン
震災の猛威が襲い、かつて人々が暮らしていた場所を波が呑み込んだ宮城県沿岸の写真が、私たちの「砦ボックス」のビジョンを象徴しています。先日、仙台市で開催された「震災対策技術展」東北の展示会に来場された方から、2011年5月の津波で荒廃した宮城県沿岸の写真と共に、感銘深いメールをいただきました。
そのメールには次のように記されていました。
「2011年5月、津波で破壊されつくした宮城県沿岸で撮った写真です。『砦ボックス』のお話を伺い、この光景が目に浮かびました。」
この写真は、広範囲にわたる破壊の中で青く塗られた基礎コンクリートが頑強に立ち続ける姿を捉えています。 私たちの「砦ボックス」は、地面と面一に設置されるように設計され、 最も脆弱な瞬間に確固たる安全を提供します。この写真は、ただの瞬間を超えて、私たちの使命を体現しているのです。必要な時に最も強固な保護を提供することを。
今日、私たちはこの力強いリマインダーをブログで共有します。過去の災害の反響としてだけでなく、未来への復興のインスピレーションとして、共に津波や川の氾濫による洪水にも耐えうる安全性を築き上げましょう。
2024年5月21日~22日に開催された第12回「震災対策技術展」東北に出展してきました!
場所は仙台駅近くのAER5階にある仙台市中小企業活性化センターで開催されましたので、実際に東北地震を経験された方が多い印象でした。ですので、災害対策には関心が高い印象を受けました。
当方の「砦-TORIDEボックス」の商品は、非常にシンプルで使用目的がわかりやすいと思いますが、何せ今までにないアイデア商品ですから、どういう利便性、特徴があるのか?3~5分ほどのお話をさせて頂いて、初めて「お~なるほど!」と言って頂ける感じでした^^それでも昨年の防犯防災総合展の出展時よりも理解度、必要性をご理解頂いたように思います。特に砦ボックスの施工上の利便性が、ご理解頂けないというより、私の方で説明する資料をまだまだアップ出来ていないので、なかなかご理解頂けなかったのは、仕方がないように思いました。反省点です。(^^;)
また、砦ボックスの必要性をご理解頂いたご来場者様から数々のアドバイスを頂き、一部改良点も見出せました。
☆使用目的の追加改良点は、災害時の要援護者用の備蓄ボックスとしてでした!
*災害時の即日に必要なインシュリンなどの医療品や粉砕食しか、食べれない要援護者などのために最重要性である製品を保管するための備蓄ボックスの役割が出来る「砦-TORIDEボックス」です。
*もう一点は、上蓋が簡単に開かないように多くのビスで留めてある砦ボックスから、災害時に内容物を円滑に取り出せるよう、「開けやすい」ようにした方が良い、という着眼点でした。
これらのご意見を参考にさせて頂いて、すぐにでも砦ボックスに活かせるようにして行きたいと思います。
アイデア庵ブースにお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました!!m(__)m
こんにちは!アイデア庵のkonyです!まだまだ寒い季節ですね^^
私は、昨年自分のアイデアを3つデビューさせました^^まだまだ宣伝するところまで行ってませんし、このブログでも詳細に披露したいのですが、その前にアイデア庵ブログを読んで頂いている皆さんに、私と共々に世の中にチャレンジする場所 を提供できればと、模索中です!
それが今回、「第60回 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2024」 という展示会イベントにチャレンジする方を募集して、アイデア商品の発表の場を探しておられる方が数名集まれば、「アイデア庵」 として、「DIY HOMECENTER SHOW 」に出展しようかと思っています^^
期間は、2024年8月29日(木)から31日(土)の3日間(一般公開は30日・31日)、場所は、千葉県・幕張メッセ 国際展示場にて開催いたします。
ただし、今考えているのは、出展は「ミニ小間」スペースになります。
☆出展方法は、あくまでもポスター形式によるプリント での出展です。
つまり、考案者の「アイデア商品の画像✙説明文✙パテント記載(特許、意匠権など)✙連絡先」をポスターにして、掲載させて頂きます。
一応、今のところは、アイデアをお持ちの考案者様のポスター展示サイズは、「A4」とします。応募数により、サイズは、大きくする可能性はあります。
今回の企画は、アイデア庵をお読み頂いている皆さんに表舞台である「第60回 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2024」 に来られるプロのバイヤー様などの目に触れるチャンスを与えたいという企画です。ですので、当方「アイデア庵」で出展するための規格を明記させて頂きますので、それに則って頂けるアイデア考案者様を募集させて頂きます。m(__)m
☆アイデア庵による「ホームセンターにチャレンジ!」:出展規格☆
展示会名:「第60回 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2024」
日時:2024年8月29日(木)から31日(土)の3日間(一般公開は30日・31日)
場所:千葉県・幕張メッセ 国際展示場
出展応募締め切り:4月5日まで
展示会目的:ホームセンターに属するバイヤー様などにアイデアをお持ちの方に発表の場を設ける。
考案者の出展方法:最小で「A4」サイズで、自己のアイデア商品を表現する内容を展示します。*A4面積分で横長に記載する可能性はあります。
考案者の記載内容:アイデア商品の画像(イラスト)、説明文、(*1パテント番号記載)、考案者の連作先記載
*1パテント:今回はプロのバイヤー様などが来ますので、必ずパテント(特許、実用新案、意匠登録、商標登録)の権利を有する方のみの出展応募です。公開されては困るアイデアは、出展不可能です。
出展掲載内容の送付方法:基本的にメールにてお願いします。チラシ等は郵送でお願い致します。
出展掲載内容の送付期限:ご入金を済ませた方で7月末までに送付頂ければ出展に間に合います。
出展費用:最小「A4」ポスターサイズ:1万円
カタログ及びチラシ展示希望:1万円(100枚まで)*チラシ等は、預かって保管、搬入する労務が必要ですので、費用を頂きます。
お名刺陳列:カタログ及びチラシ展示希望者のみ無料ですが、チラシ等にホッチキス留めか、机上に名刺を並べるだけになります。
出展費用のお支払い日:今回の企画で応募があり、アイデア庵にて出展が決まれば4月6日以降に出展希望者に「お振込先」を通知いたします。(4月20日までにお振込みをお願い致します。)
出展応募方法:メール:info@idea-an.net *うまく届かない場合は、kony-1@nifty.com
出展応募メール「件名」:「ホームセンターにチャレンジ!」
出展応募記載内容①:お名前、ご住所、お電話番号、メールアドレス
出展希望するアイデア情報:アイデア商品の画像、説明文(一般人にわかりやすくする。)
コンタクトあった場合の問い合わせ先:会社名、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス等
コンタクト後の交渉:基本的には出展希望者様にて直接交渉をお願い致します。
展示掲載の受け答え:展示期間中はアイデア庵にて、応対させて頂きます。(ただし、接客は休憩で無人になる事はあります。)
今回の出展内容への質問:担当が私1人ですので、基本的に質疑応答はいません。上記内容でご理解の上、チャレンジしてみたい方だけに出展協力をさせて頂きます。
出展イメージ:下記のようなブースで、パーティションパネルに掲載します。
☆ご応募が目標人数に到達しない場合は、展示会を中止になる可能性はあります。
以上です!
宜しくお願い致します^^
Stage②-2: ネットで探す、リアル店舗で探す、パテントで探す
さて、自分で考えたアイデア商品のイメージも出来た、絵も描いた、頭の中で創造して色々機能を試してみた。「なんか行けるかも♪」と思えた。
じゃあ、どうするか? 類似品が無いか 、探してみよう^^
どうやって探す?、、、まずは、ネット販売されていないか?探してみよう!
☆私のアイデア商品「ルームロープ」(室内用縄跳び)を例に解説していきます。
※「ルームロープ」(室内用縄跳び):既に完売で「廃番」
*ルームロープとは?(1本で繋がった縄跳びをロープの真ん中でカットして、ロープをさらに短くして、重量が軽くなった分、ロープ末端にゴム製の重りを付けた室内運動具。
URL:https://idea-an.net/wpress/works-case02/
①ネット検索:この時に検索で大事なのは、キーワード検索ですね。あなたのアイデア商品を文字で表すキーワードが必要です。思いつく検索キーワードを2つ、もしくは3つくらい入力して、自分のアイデアと同じような物が無いか?チェックしてみましょう!
*例:「室内 縄跳び」「ロープが短い 縄跳び」「縄 短い 縄跳び」 のような感じです。
この時に手っ取り早いのは、「画像検索」 した方が、類似品が認識しやすいですね。
私の「ルームロープ」は、もう10年以上前にデビューさせて廃番ですので、出てきませんが類似品は、上記の検索で出てきます。
①当方のアイデア商品「ルームロープ」
②類似品「エア縄跳び」
自分のアイデア商品「ルームロープ」をネットで販売してから、3年以上が経ち、似たような商品がいくつか出てきました。
「ルームロープ」を購入された方々の中には、会社名で購入された方も多かったので、多くの方がこの商品に興味を持たれ、研究されたことが分かりますね^^
重要なのは、上記の①、②の商品は確かに類似品ですが、私の見解では「模倣品」ではないと考えています。
「模倣品」は他人の作品の全部または一部を無断で使用する行為を指します。その一部とは何かは、後で説明しますが、典型的なのは「特許権」ですね。
※特許権は、知的財産権の一つで、日本国内では特許権、実用新案権、意匠権、商標権の4つがあります。
話を戻すと、①と②の商品は、異なると私は考えています。
私は「ルームロープ」に関して「意匠登録権」を取得しました。
詳細は控えますが、私の意匠権はこの商品の「形状」と「デザイン」に関するものです。
「ルームロープ」は縄跳びの重りの部分が「流線形」の細長いデザインです。
一方、「エア縄跳び」の重りの部分の形状は「球状」です。
特許の意匠権において、これらは異なるものと認識されるはずです。
そのため、「エア縄跳び」は確かに似ていますが、それを販売しても問題ありません!
ただし、個人や小規模の企業の方々には、似た商品が出てきた場合、自分のアイデア商品を企画し、試作し、商品化することは難しいかもしれません。残念ながら、資本力が重要で、製品化には必ず資金が必要です。似た商品が出てきても、たとえ「意匠権」などで違いを見つけたとしても、機能的には同じような作用をする商品なら、既存の似た商品の販売価格に合わせざるを得ません。特に個人や小規模企業にとっては、これは相当厳しいです。
資金があり、特許を取得し、競合商品に対抗できるなら、別ですが、、
アイデア庵の読者の皆さんには、自分だけの「完全オリジナルアイデア商品」を提案したいと思っています。他に類を見ないアイデアです。
デザインを少し変えて商品化することは、主に大手企業の領域です!
まあ、ほとんどの場合、少しデザインを変えて商品化されていますが、小さなシェアでもいいから、本当に唯一無二のアイデアを実現していただきたいですね^^
パテントの話が入ると少し複雑になりますが、今日はこの辺で!
それでは、皆さん、アイデアで人生を楽しく過ごしましょう!
メルカリショップでの商品名:プラスバー
URL:https://mercari-shops.com/products/J3uCtdmzsCXjjBzVHNu2jf?source=shop_page_for_seller
当方が今年初めに構想して、試作⇒ロット生産⇒メルカリショップに出店とバタバタとアップしました^^
今年半ばを過ぎて、アイデア庵へのアイデア相談や試作も増えてきて、なかなか自分のアイデア商品のデビューが出来ていませんでしたが、とにかく前へ進めて行こうと走ってきました^^
アイデア庵のブログをお読み頂いている方にも、またいずれ、アイデア商品の構想⇒試作⇒加工会社選択⇒各部材のロット生産発注⇒自社組み立て⇒包装、梱包⇒WEBショップ販売までの苦労を語れたら、良いかなあと思います♪
今回のアイデア商品「プラスバー」については、上記メルカリショップを見てやって頂ければと思います。すみません!現在、試作2件、展示会出展が控えていますので、簡単ですが、またヨロシクです!!
「アイテム商品の作り方」の続きも、またアップいたします。m(__)m
Details
こんにちは、みなさん!アイデア庵のブログへようこそ。このシリーズでは、「自分で考えたアイデア商品を作ろう!」と題して、アイデアが浮かんだ時から具体的な商品へのステップを順を追って解説していきます。第1回目では、アイデアが浮かんだらどうすれば良いかについてお話しします^^
Stage②: 類似品が無いか?調べよう!
まず、Stage①でアイデアの形を図に表し、良いポイントを洗い出しましたね^^
次は、あなたのアイデアが本当にオリジナルなものなのか、自己検証していく段階です。
ただし、この作業はイノベーションを追求するあなたにとって、少し不安に感じられることかもしれません。
「同じアイデア商品が既に存在する場合、どうしよう?」
しかしこのフェーズは、発明家の皆さんにとっての試金石です。同じアイデア商品が存在しても、あなたのオリジナル商品とは異なる要素を持つことでしょう。また、ビジネスとしては、そのアイデアから少し形状を変えたり、コンセプトをアレンジしたり、素材を変更したりして、新たなビジネス商品として展開することが可能です。
ただし、「アイデア庵」では、主に皆さんにご自身だけのオリジナルなアイデア商品を創造していただくことを目指しています。
②-1: 大原則:誰かに聞くな!自分で探す事!
言い伝えに古いことわざがありますが、「壁に耳あり障子に目あり」、この世はそうした面もあるのです。
あなたが浮かんだ「アイデア商品」が本当に独自のものであるなら、そのアイデアが他に存在しないことを確認し、それを「権利化」(☆パテント)することが重要です。
「権利化なんて必要ないかもしれない」と思う人もいるかもしれません。しかし、基本的なパテントの仕組みを理解しておくことは、必要なことだと思います。
たとえあなたが自身のアイデア商品を「権利化しなくてもいい」と考えていたとしても、他人があなたのアイデアを知った場合、それを黙って「権利化」し、商品化する可能性があります。そうなれば、あなたはそのアイデアを自分で実現することも販売することもできなくなります。
そこで、まずは自身で「秘密保持」し、他に類似品が存在しないか徹底的に調査することが必要です。
発明家にとっては、正直なところ、最も嫌な作業の一つですね^^私も同じように、同じアイデア商品が存在しないことを願いながら、類似品を探すことがあります。しかし、この段階は可能な限り徹底的に行うべきです^^なぜなら、最終的にあなたのアイデア商品を権利化するためには、パテントの出願手続き時に弁理士による先行調査を依頼するか、特許庁の調査員によって徹底的に調査されることになるからです。「出願」は誰でも行えますが、「登録」はこの厳しい選別を乗り越えた者だけが得られる特権なのです^^
☆パテントについて、、
自身のオリジナルアイデア商品を保護し、世に送り出すためには、まず「秘密保持」が大切です。そして、その後、日本では「特許庁」のパテント制度を通じて、特許登録、実用新案登録、意匠登録、商標登録などの手続きを行うことができます。これらの項目についても、後ほど詳しく説明していきます。
「次回予告」
②-2: ネットで探す、リアル店舗で探す、パテントで探す
それでは、次回のブログでお会いしましょう^^
こんにちは、みなさん!アイデア庵のブログへようこそ。このシリーズでは、「自分で考えたアイデア商品を作ろう!」と題して、アイデアが浮かんだ時から具体的な商品へのステップを順を追って解説していきます。第2回目では、アイデアが浮かんだら 、例:「ルームロープ」の場合 をご紹介いたします。
Stage①: アイデアが浮かんだら、例:「ルームロープ」の場合
①-1: アイデアを描く。 アイデアが頭に浮かんだら、まずは描く 。
上記の絵のように「従来の物」と「新規アイデア商品」を描くと違いが良くわかります。
今までに世の中に無いアイデア商品を描くのですから、自分も含め、何が今までと違うのか?
また、誰かに自分のアイデアを説明する時に「視覚」で訴える時のために材料(絵)を作っておきましょう!
「ルームロープ」の場合
室内で使える : 通常の縄跳びは屋外スペースが必要ですが、ルームロープなら室内で快適に使える。
コンパクトな設計 : ルームロープはコンパクトに収納できるため、場所を取らずに保管できる。
低い負荷設定 : 初心者や体力の低い人でも使いやすい低い負荷設定が可能。
音が出ない : 通常の縄跳びは地響きが気になることがあるが、ルームロープは静かに使用できる。
ウェイト付きオプション : 筋力トレーニングをしたい人向けにウェイトが付いたバージョンも提供。
これらのメリットを洗い出すことで、なぜ「ルームロープ」が他の縄跳びと異なるのかが明確になります。そして、これらのメリットを後のステップで商品の特長としてアピールすることができるでしょう。
アイデアのメリットを洗い出す作業は、商品の魅力を理解し、それを伝える力を高める重要なステップです。次回は、アイデアを実際の商品に近づけるためのステップについてお話ししていきます。
それでは、次回のブログでお会いしましょう!